どれだけコーヒー沼にハマっても、1分1秒も惜しまれる朝から手動でガリガリは正直しんどい。
でもコーヒーは入れたいし、美味しく飲みたい。
ならば電動グラインダーを導入したらいいんじゃあないか。
いくつかの機種を検討した結果、わたしには『Fellow Ode Gen2』が最適解でした。購入から2か月たったのでここらでいっちょレビューしてみます。
みるっこ,varia VS3,ナイスカットGとのスペック比較もまとめたので、検討中の方もぜひ参考にしてください!
Fellow Ode Brew Grinder Gen2 の詳細チェック
まずは我が家が導入したFELLOWの電動グラインダーの紹介していきます。
外観 -これぞ機能美-
まるで現代アートのようなモダンで洗練されたデザインだ
正面にある大胆なサイズ感の挽き目調整ダイヤルも印象的だな
ホッパー(豆の投入口)
挽きたい分量の豆をその都度投入するタイプ
コンパクトながらも100gまで挽くことができるぞ
さらに、挽き終わりを検知し自動停止する『オートストップ機能』付きだ
挽き目調整表(ホッパー蓋の裏)
なんと蓋の裏には、
抽出方法ごとの適切な挽き目が一目でわかる表が書かれているぞ
ノッカー(内部に残った粉を落とす装置)
家庭用グライダーには珍しいノッカー付きだ
こいつをバチンッと弾くことで、ほぼ完全に粉を落としきれるぞ
受け缶(フィン付き)
受け缶はかなり大容量!
本体の土台にあるマグネットで、受け缶を簡単に定位置にセットできるぞ。
内側についている2枚のフィンによって、ドリッパーに粉を移しやすくなっているぞ
選抜の条件 -FELLOWに決めた経緯-
フラットか、コニカルか
フラット刃の方がコニカル刃より優れていると言いたい訳ではありません。
コニカル刃の電動グラインダーも良い機種はあります。
しかし、私はコニカル刃であるコマンダンテC40を所有している(自慢)ため、
フラット刃のすっきりとした味わいも楽しんでみたいという気持ちがありました。
みなさんも今所有しているハンドグラインダーとの違いで機種を選ぶこともおすすめです。
初めてコーヒーミルを買うという方は、予算やデザインで選んでもOKです!
この後に挙げている機種のどれを買っても美味しいコーヒーを入れることができます。
散らからない朝
静電気で飛び散ったコーヒーの粉を前にしては、ガンジーすらイライラを隠せないでしょう。
ましてや、わたしのような凡人の忙しい朝だったとしたら、言うまでもないです。
電気ケトルよりも早く沸騰します。
そんなわたしには静電気除去機能は必須でした。
また清潔さを保つことは、間接的にコーヒーの味わいに影響してきます。
【4機種比較】家庭用グラインダー界の四天王
上記の選抜基準をほぼ満たしている機種を下の表にまとめました。
先ほども述べたとおり、どれを買っても後悔しないような素晴らしいモデルです。
グラインド精度に関しても、どれも申し分ないと考えてます。
電動グラインダー比較表
商品名 | 【FELLOW】 Ode Gen2 | 【フジローヤル】 R-220 みるっこ | 【varia】 VS3 (第二世代) | 【カリタ】 ナイスカットG |
---|---|---|---|---|
価格 (2024年11月時点) | ¥66,000 | ¥49,800 | ¥56,100 | ¥41,800 |
刃の種類 | フラット | フラット | コニカル | フラット |
ホッパー容量 | 100g | 200g | 30g | 50g |
グラインド速度 | 早い | とても速い | とても遅い | 遅い |
静電気除去機能 | 有 | 無 | 無(RDT可能) | 無 |
※RDT(ロス・ドロップレット・テクニック)
コーヒー豆にスプレーで少量の水を吹きかけることで、グラインドによる静電気の発生を抑えるテクニック
Fellow - Ode Brew Grinder Gen2
私が購入した機種になります。
価格は一番高いですが、性能やデザイン性は最高の一品です!
- メリット
- 挽き終わるのが早い
- 一度100gの豆が入る(浅煎りの場合)
- 静電気除去機能+ノッカー
- デメリット
- 価格が高い
- エスプレッソ挽き(極細挽き)ができない
こんな人におすすめ
- 予算度外視、とにかく性能にこだわりたい!
- エスプレッソ? コーヒーはドリップっしょ!
フジローヤル - R-220 みるっこ(グラインド臼タイプ)
コーヒーラバーズから長年愛されている機種です。
購入時に刃を2種類から選ぶこともできます(カット臼とグラインド臼)
カットはすっきりと、グラインドは深みのある味わいを楽しめます。
- メリット
- 挽き終わるのが早い
- 一度100gの豆が入る(浅煎りの場合)
- デメリット
- 静電気による粉の飛び散りがえぐい
- デザインに高級感があまりない
こんな人におすすめ
- コスパ重視!
- トラディショナルなデザインが好きな人
Varia - VS3 グラインダー
多くのコーヒーインフルエンサーが絶賛している機種です。
これ一台あればドリップからエスプレッソまで幅広くコーヒーを楽しむことができます。
- メリット
- エスプレッソ挽き(極細挽き)も可能
- 静電気対策機能あり(※RDT対応)
- モテるデザイン
- デメリット
- 一度に30gまでしか挽けない
- 挽き終わるのがかなり遅い
※RDT(ロス・ドロップレット・テクニック)
コーヒー豆にスプレーで少量の水を吹きかけることで、グラインドによる静電気の発生を抑えるテクニック。
Varia VS3には専用のスプレーボトルが付属する。
こんな人におすすめ
- インテリアとしても楽しみたい人
- エスプレッソもガツンとぶちこみたい人
- ラテアートに挑戦してインスタにあげたい人
カリタ - ナイスカットG
知名度や入手のしやすさNo.1の人気機種です。
今回の中で一番低価格でコスパに優れており、
万人から好かれるようなデザインも魅力です。
- メリット
- 価格が安い
- 万人受けするおしゃれなデザイン
- デメリット
- 静電気対策機能がない
- 挽き終わりが遅い
こんな人におすすめ
- 予算が…でも電動グラインダーがほしい!
- 安心のカリタ製が良い!
- クラシカルかつスマートなやつがほしい!
まとめ
今回紹介した4機種は、どれも素晴らしい性能です。
価格や使い勝手などから、ご自身に合うものを選んでもらえれば後悔はないでしょう。
多くのインフルエンサーたちが散々言っているように、
グラインダーはケチってはいけません。
グラインダーの質は、味づりの土台
一杯の美味しいコーヒーの抽出に影響する要素として、
グラインダーはかなりの割合を占めています。
美味しい高級豆の良さを余すことなく取り出し、
安価な豆では、悪いところをなるべく抑えることができます。
コーヒーライフの一丁目一番地
まずはグラインダーに投資することが、コーヒーライフの質を底上げすると言っても過言ではありません。
高級豆を安いグラインダーで挽くのは、損でしかないです。
手挽きが面倒だからという理由で、コーヒーを入れる機会が減ってしまうことも非常に残念です。
ぜひ良質な電動グラインダーを導入し、
美味しい体験の機会損失を避けましょう。
じゃ、そゆことで。