
んーーー
「コマンダンテC40とタイムモアC3、どっちを買うべきか…」
こんなふうに迷っていませんか?
今回は、実際に両方のミルを購入し日常的に使っている私が、
それぞれの性能・使い心地などの違いをわかりやすいように比較しました。
そしてあなたが、どちらを買うべきかという答えへ導きます。
この記事を読めば、あなたに本当に合ったグラインダーが分かります。
後悔のない選択のために、ぜひ最後までお付き合いください。
結論:コスパのタイムモア、妥協なきコマンダンテ

価格差をどう見るか
この2つのモデルは同クラスではないので、本来比較するべきものでもありません。
しかし、どちらも素晴らしい性能のミルであることは確かです。
どうしても悩んでしまうというそこのあなた、
「予算が4万円以上あるのか」で判断しましょう。
両者の価格差は3万円もあります。
3万円分の性能差があるかというと、正直判断が難しいところです。
ただ、絶対的な性能はコマンダンテのほうが高いことは確かです。
なので迷ったら以下の考え方がおすすめです。

2~3万円台のミルはいらない

タイムモアとコマンダンテの間の価格帯(2~3万円台)のミルはおすすめしません。
現状、その価格帯のモデルは、
コストパフォーマンス的に中途半端な印象です。
一度コマンダンテに興味を持った人であれば、仮に2~3万円台のミルを買ったとしても、
ずーーーっとコマンダンテへの憧れが消えずモヤモヤすることになるでしょう。
「隣の芝は青く見える」です。
いつかはコマンダンテ!の気持ちが少しでもあるならば、
とりあえずはタイムモアでコストを抑えて、将来のコマンダンテ購入費用に回しましょう。

比較表
項目 | コマンダンテC40 | タイムモアC3S |
---|---|---|
参考価格 (Amazon) | ¥37,520~ | ¥9,584~ ※セール時の価格 |
参考価格 (楽天市場) | ¥37,000~ ※ポイント込み実質価格 | ¥11,000~ ※ポイント込み実質価格 |
容量 | 約40g | 約20g |
挽き心地 | とても軽い「サクサク」 | 軽い「ザクザク」 |
グリップ | 本体が太く、やや握りにくい | 握りやすい太さ、滑りにくい |
均一性 | 極めて高い | 高い |
豆の入れやすさ | とても良い | 普通 |
デザイン | 高級感が高く、力強いデザイン, カスタムパーツが豊富 | シンプルで洗練されたデザイン |
弱点 | 価格が高い | 1人分の量しか挽けない |
実際に挽いた豆がこちら
簡単にサクッと比較してみましょう。
豆は「無印良品のミディアムテイスト」です
完璧に粒度設定が同じではないし、正直わかりにくいので参考までに。

コマンダンテのほうが粒度のバラツキがやや少ない印象。
タイムモアも充分良いものの、比べたら微粉が多いかなーって感じでした。

実際に使ってきた感想

私のコーヒーミル遍歴から思うこと
①メーカー不明のミル
↓
②タイムモアC3
↓
③コマンダンテC40
こういった順で買ってきましたが、
やはり①と②には雲泥の差がありました。
安すぎるミルで美味しく淹れるには、
正直かなりハードモードです。
「美味しくコーヒーを挽く」という目的に対しては、
タイムモアが万人のスタート地点であり、人によっとはゴールになり得るという感じ。

じゃあ②と③の差、
TIMEMOREとCOMANDANTEの差はどうなんだ?
①と②の差ほど離れてはいないというのが本音。
ただ、コマンダンテはコーヒーミルのゴールなんです。
まさに、ハンドミルの最高到達点。
富士山の山頂からの景色も素晴らしいでしょう。
しかし、そこで満足せず、エベレストの景色を見てみたいのか。
もし今、私がどちらも持っていなかったら
今、わたしがコーヒーミルを持っておらず、
初めてのミルを買うのであれば、間違いなくコマンダンテを選びます!
なぜなら、私もコマンダンテの世界に興味を持ってしまったからです。
その時点で、他のミルを選ぶことは何かを妥協することだと思うからです。
単純な理由ですが、買いなおすことが確定している買い物なんて無駄ですし。
よくある疑問

- Q.よくコーヒーミルの最高級品としてコマンダンテが紹介されていますが、
他のミルとは比べ物にならないほどおいしく挽けるのでしょうか?
A.「美味しいか」は個人差があるものの、最も精度が高いミルであることに違いありません。
すり潰すのではなくカットするように豆を挽くため、微粉を最小限に抑えることができます。 - Q.コマンダンテ欲しいけど高すぎる…後悔しないですか?
A.性能に後悔することはないでしょう。
コマンダンテを買ってしまえば、ミル選びはこれでアガリです。 - Q. キャンプに持っていくならどちらがおすすめ?
A.アウトドアでも徹底的に味にこだわるならどちら良いと思います。
しかし、高級なミルを落としたり埃が入るリスクがある環境で私は使えません。
携帯性も良くはないので、サブのミルを用意することがおすすめです。
▽アウトドアにおすすめのミル『KINGrinder P2』
まとめ
価格に対する性能の高さは、タイムモアに軍配があがります。
ただ、やはり絶対的な性能はコマンダンテが上になります。
それは他の追随を許さないほどです。
今は予算がなくても、まずはタイムモアで「性能の良いミル」を体験することはできます。
その後、予算できたときは、さらなる高みを目指して下さい。
じゃ、そゆことで。