2023年から妻とグロムでサーキット遊びはじめ、耐久レースにも参加させてもらってます。
今まではレンタカーでトランポしてサーキットに行ってました。
クルマの維持費がかからないので節約になるし、
なんだかミニマリスト的な感じで良いなと謎の優越感に浸ってました。
ただやっぱり、その都度レンタルの手続きをするのは、正直めんどくさいです。
それに商用バンは、基本喫煙車なので臭いです。
そんな中、日常使いでも車が必要になり、家族会議の結果、
『どうせならトランポできる車にしよう』ってことに!
そして今回のタイトルの通り、ダイハツのハイゼットカーゴを契約してきました。
今回はその過程をお話しすることで、今クルマ選びに悩んでいる人の役に立てば嬉しいです。
クルマ選びの条件
今回のクルマ選びの条件は以下の通りです。
- ミニバイク(グロム)を載せることができる
- バイク積載時も2名乗車できる
- 軽自動車
- 新車で購入できる
- 普段使いもしやすい
私の場合はバイクを載せるという、特殊な目的になりますが、
荷室の広さを重要視するということは、
2人で車中泊がしたい人の参考にもなると思います。
候補にあがった3車種
条件に当てはまると考えられる車種は3つでした。
- ダイハツ ハイゼットカーゴ
- ホンダ N-VAN
- スズキ エブリィ
この中から最終的に、ハイゼットカーゴを選んだ訳ですが、
N-VANやエブリィの何がダメだったのかを解説する方が、
読者のみなさんの参考になると思うので、
私の思ったデメリットを解説します。
N-VANの選ばなかった理由
- 助手席の座り心地が悪過ぎる
- 荷室が狭い
- 価格が高い
N-VANの助手席はフラットに倒せて便利な反面、
その副作用的にシートの座り心地を完全に捨てています。
前後移動不可、リクライニング幅もわずかしかありません。
N-BOXベースの設計の都合もあり、荷室の全長と幅が他メーカーよりも短いです。
2名乗車で、バイクも載せるという目的の場合、かなり問題になります。
2人で車中泊する場合も、かなり窮屈になると思います。
実際にN-VANでグロムをトランポしてみた結果
妻の母親からレンタルして、実際にトランポしてみました。
2名乗車でトランポするとなると、運転席の後ろの席に1人が座ることになります。
そのためバイクを積むには、助手席をフラットにする必要があります。
つまり、車内の左側にバイクを積むことになるのですが、
バイクの左側からハンドルを握って積み込もうとすると、
人が通るスペースがほとんど残されていないので、かなり積み込みにくかったです。
ハンドルがガラスに当たりそうなほど近くなり、走行中の揺れでガラスが割れる危険も感じました。
エブリィを選ばなかった理由
- デザインが好みではない
- オートマが4速(契約時点のモデル)
- 友人とかぶる
エブリィvsハイゼットカーゴになるくらい、かなり良い車だと思いました。
車内の快適性はエブリィの方が高いです。
しかし、ハイゼットカーゴの方が荷室を完全なフラットにできます。
車内がベージュなので、汚れも気になります。
外観もハイゼットカーゴのほうが力強い印象で好みでした。
ミッションがCVTではなく、4速ATというのも走行性の観点からマイナス評価でした。
そして私の場合、友人が所有していることもあり、購入を見送りました。
新型エブリィはかなり良さそう
私が検討していたときは、4速ATでした。
しかし、2024年3月に発表された新型エブリィはCVTになりました。
これはかなり魅力的です。
私の場合、ハイゼットもCVTになるまでは欲しいとも思わないくらいでした。
JOINグレードなどは、ヘッドライトがLEDになったのもデザイン性があがりましたね。
ハイゼットカーゴの購入金額
購入金額は約1,450,000円でした。
ターボではなく、NAのモデルということと、
おそらく最大限の値引きをしていただけたことで、この価格になりました。
軽自動車でも当たり前に200万円越えの時代にしては、かなり安く済んだのではないでしょうか。
オーディオやETCは、Amazonなどで購入するつもりだったので、ディーラーオプション品は無しです。
カーナビはいらない
クルマの購入時に必ずと言っていいほど、通る道にカーナビの購入があります。
しかし本当に必要でしょうか?
結論、軽自動車であればカーナビではなく、ディスプレイオーディオを買いましょう。
ディスプレイオーディオは、簡単にいうとカーナビからナビゲーション機能を除いたものです。
スマホのGoogleマップやYahoo!カーナビを映し出すことで通常のカーナビのようにも使えます。
もちろんデータ更新の必要もありません。
間違いなく使い勝手はこちらの方が高いので、使わない理由がないですね。
カーナビついているのに、スマホでルート検索している人もよく見かけますし。
自動車メーカー側も車の内装を、
純正の車種専用カーナビしか使えないようなデザインにして、
純正を購入をせざるを得ない状況にしている感もありますが、
軽自動車は、まだそこまでの状況ではありません。
思考停止でなんとなくカーナビを購入するのはもうやめましょう。
Amazonで購入したもの(ETCなど)
Amazonですべて買えば、純正オプションで買うより、かなり節約になります。
純正品と言っても、ETCなどはPanasonicやDENSO製です。
性能差はほぼないので、自分で買うことをおすすめします。
DIYで取り付けできない人は、持ち込みで取り付けしてもらえばOKです。
自動車購入の心得
金銭感覚を保とう
今回は安くトランポできる車を買うのが目的だったので、
かなり割り切った買い物になりました。
それでも満足度は高いです。
車の購入はワクワクして楽しいです。
つい財布の紐が緩んでしまいがちですよね。
しかし、1万円の価値は同じです。
不必要なものにお金は使ってはいけません。
本来の目的を見失ってはいけない
生活を便利にする道具として。
節約のために軽自動車にする。
趣味として性能を楽しみたい。
ファッション感覚でかっこいい車に乗りたい。
ディーラーのセールストークに流されてはいけません。
目的がブレると、車種選択もブレます。
もちろん価格もあがってしまうでしょう。
どんなに高級なクルマでも、あなた自身の価値はあがりません。
じゃ、そゆことで。