バイクのグリップ交換をしよう思っているそこのあなた。
こんなこと考えていませんか?
- 振動を減らしたいからグリップを変えてみたいんだけど、どれが良いの?
- ドレスアップでバイクをかっこよくしたい!
どちらも結論としては、純正グリップが最もおすすめです。
『おいおい、それじゃカスタムにならんやん』
安心してください。
どういうことかをこれから説明します。
過去に社外品のグリップも使ってきた私の経験も踏まえて、
なぜ純正グリップがおすすめなのかを解説していきます。
【結論】おすすめのグリップ=純正部品の流用

まず、ここでいう純正グリップとは、
フラッグシップモデルに採用されている純正グリップのことを指しています。
(HONDA→CBR1000RR-R,YAMAHA→YZF-R1など)
つまり、「純正部品の流用」がおすすめということになります。
【おすすめの純正グリップ】楽天市場
右用 ホンダ純正 グリップ R ハンドル 53165-MY9-890
左用 ホンダ純正 グリップ L ハンドル 53166-MY9-890
純正部品は、莫大な開発コストで開発された製品
わざわざ言うまでもないですが、
ホンダ,ヤマハ,スズキ,カワサキの四大バイクメーカーは、日本トップクラスの超々大企業です。
製品の開発コストは、莫大で中小企業の比ではないほど莫大でしょう。
グリップはゴム製品であり、ゴムは自然に劣化していきます。
しかし、これらのメーカーは長年同じグリップをフラッグシップモデルに採用しています。
その歴史が品質の高さを証明しています。
社外グリップはやめたほうがいい?!-デメリットは?

グリップ交換といえば社外品に変えることが一般的だと思います。
ですが、私は社外品をおすすめしません。
振動対策を謳ったグリップには、
2層構造になっていたり、ゲル素材を使用しているものがあります。
あれ、ほぼちくわです。
デメリット① 余計に疲れる可能性がある
素材が柔らかいものになれば振動は軽減されるでしょう。
しかし、素材が柔らかくなるほど反比例的に操作性は失われていきます。
例えるなら、
厚底衝撃吸収ソールの靴で、ダッシュするようなものです。
不安定になり、関節に負担がかかります。
バイク場合でも、路面からの情報が伝わりにくく不安定になります。
それによって体の余計なところに力が入り、余計に疲れてしまう原因になりえます。
デメリット② 見た目が最優先≒耐久性が低い
グリップやレバーってカラフルにしがちじゃないですか?(偏見)
もちろん趣味嗜好は人それぞれなのですが、個人的には好みではないんですよね~
ただグリップはデザインを優先した結果、耐久性が低くなっているものがあります。
例えば、二層構造で色分けしているグリップは、
外側の層が剥がれたりちぎれたりしやすいです。
私もバイクに乗り始めたとき、そういったグリップに交換しました。
最初は満足していましたが、すぐボロボロになったので後悔しました。
純正グリップ 3つのメリット

メリット①衝撃吸収性と操作性のバランスが良い
フラッグシップモデルに採用されているグリップは、
適度にやわらかい上に、しっかりとした剛性感もあります。
このバランスが絶妙で、
250㏄以下の車種に採用されているグリップとは大きく違います。
デザインパターンがは似ていますが、質感や硬さなどが全然違います。
特に小排気量のバイクに効果的で、私の場合は、
グロムのグリップをCBR1000RRのものに、
XSR155のグリップをYZF-R6のものに変えたことで、衝撃が減り快適になりました。
メリット②耐久性が圧倒的に高い
私のYZF-R6は、7年目3万㎞を超えています。
今までグリップは一度も交換していません。
さすがにゴムが硬化してきているので、そろそろ変えようかなって感じです。
ここまでいくと逆に丈夫すぎて交換時期に悩みますね。
これが社外品の場合、ここまで使えなかったと思います。
実際に過去に乗っていたMT-07では、ProGripのグリップにしましたが、
1年1万㎞超えたくらいの頃には、ボロボロとちぎれてきていました。
メリット③こだわりや玄人感を出せる
ちょっと思想的な話というか、考え方の話です。
純正流用って、標準装着のグリップではなくなるということです。
だから純正部品の流用って立派なカスタムなんですよね!
ヤマハのバイクにホンダのグリップをつけたりしたら、なんか粋な感じで玄人感が出ませんか?
サービスエリアや道の駅で愛車自慢をするときも、

『ん?これ? あー、これCBRのグリップなんすよ(ドヤ)』
みたいな感じでいけます。
「あえて純正グリップを使っている」というアピールをしていけばいいをしていけばいいんです。
【おまけ】グリップをカラフルにする必要ってある?

大前提として、グリップをカラフルにしている人を否定するつもりはありません。
なぜなら昔の私もそうでした。
やたらとゴールドのパーツにしたり、車体と同じ色のグリップにしたり。
当時はとにかく何かを変えたい欲が強くて、今思えば冷静に判断できていなかったですね。
緑のバイクだからって、グリップも緑にする必要はないんです。
むしろ黒にしておけば自慢のグリーンがより強調されます。
【まとめ】たかがグリップ、されどグリップ

グリップ交換はカスタムの第一歩として定番です。
1000円台から気軽に楽しめるので、迷ったらやってみるのが一番!
嫌ならまた元に戻せばいいだけですし。
グリップ交換したいけど、こだわりはまだないって方は、
紹介したように純正流用からやってみてはいかがでしょうか?
じゃ、そゆことで。
