『おすすめのコーヒーミルは?』と聞かれて、
予算さえ許せばコマンダンテC40を推奨している人といえば、粕谷哲さんか私です。
しかし、私の場合は貧乏性を患っているので、さすがにキャンプで屋外には持っていきたくない。
ということで、KINGrinder P2を購入しました。

予算1万円以内しか無理!
キャンプでもコーヒーミルは妥協はできねー!
みたいな人はぜひ参考にしてみてくださいっ!
【結論】KINGrinder P2は、未確認コスパ生物だった
KINGrinderとは

KINGrinderは、タイムモアの次くらいに認知度と人気が高まっている中国のメーカーです。
YouTubeのコーヒーインフルエンサーたちからは、K0やK6というモデルがよく紹介されています。

『今、中国でコーヒーがアツい!』
らしいぞ。
高コスパモデル 『P2』

KINGrinderのラインナップの陰に潜んでいるのが『P2』というモデル。
コイツ、認知度はそこまで高くないと思いますが、入門用やサブ機として最もおすすめできます!
普段コマンダンテC40を使用している私が、
P2を購入し使用した結果、
価格,性能,携帯性の3つが高いレベルであると思いました。
おすすめできる理由と、少しだけ気になった点を解説していきます。

良い点① 価格
他を圧倒するコスパ
Amazon販売価格は、驚きの6,666円!(2025年2月時点)
ジャパネットも驚く価格設定です。
1万円以下どころか、7,000円でおつりが来てしまいますね。
コスパ最強とされているTIMEMORE C2は、通常で約10,000円、セール時で約8,000円です。
キャンプ好きに人気のポーレックスは、プロが9,900円、旧型のミニでも約7,500円です。
それらの人気コーヒーミルと比較しても、圧倒的に安いんです。
まともなメーカーのステンレス刃のミルで、6,000円台で買えるものって私の知る限り他にはないですね。
なんて読むかもわからない謎の中華メーカーなら、買えますがおすすめはできませんね。
良い点② 刃の性能
お値段以上の精度

写真では伝わりにくいですが、粒度がかなり揃っています。
比較的浅煎りの硬い豆も、サクサク切れるように挽けました。
セラミック刃に比べると微粉も少なめです。
ステンレスの7枚刃

P2は、この価格なのにもかかステンレス刃を採用しています。
さらに、ただ材質がステンレスというだけではなく、38㎜の7枚刃なんです。
一般的にコーヒーミルは、刃の枚数が多いほど、グラインド性能が高いです。

髭剃りなんかと同じだな!
ん?
38㎜の7枚刃…
それに、この形状…
どこかで見たことあるような…
コ〇ンダンテに激似の刃

これ、完全にヤッちゃってますね。
(左:KINGrinder P2 右:COMANDANTE C40)
賛否両論あるかと思いますが、
私としては、素直にありがたいことです。
サブのミルとして、安くこんなミルが買える時代なんですから。
そして、どんなに似ていても
本家が持っているクオリティと世界感、所有することで得られる満足感には、遠く及びません。
それだけは言っておきます。
良い点③ 携帯性

価格はセール時のC2と比較すると、約1500円の差ですので、正直大差とは言えません。
しかし、C2を凌駕するのが軽さとコンパクトさ。
つまりは携帯性です!
重さは約330g、長さが13㎝で直径は5㎝ほどしかありません。
これ、まじでジーパンのポケットに入っちゃいますよ。
私はバイクでキャンプにいくためにこれを買ったと言っても過言ではないくらい、
この軽量コンパクトな点に惹かれました。
ここがちょっと…
価格の安いが故に、気になってしまうところもあります。
ただ私の場合はサブ機と割り切っていたので、全く気になりませんでした。
ボディの質感がややチープ

軽量化とコストダウンのために樹脂製のボディになっているため、質感は高くありません。
まあこれはトレードオフということで仕方ないですね。
ただ、表面はシボ加工(表面に凹凸をつける加工)が施されています。
ツルっとした表面よりも高級感がありますし、傷も目立ちにくくなります。
滑り止め効果もあるので、浅煎りの硬い豆を挽くときにはありがたい機能です。
50㎝も離れれば気にならないですし、ノブは木製で美しいです。
充分に満足できるクオリティと言えるでしょう。
ハンドルが外れやすい

個人的には一番気になってしまった点です。
ハンドルは、カチッとハマるわけでもなく、磁石で引っ付く機構もありません。
少し注意しながら回せば外れませんが、次期モデルがでるときは改善されると嬉しいです。
蓋がない

アウトドア用途で使う場合、蓋がほしくなります。
ミルの中に埃が入るのも嫌ですし、バッグの中が残った粉まみれになります。
ポーレックスはハンドルを外しても蓋だけすることができるのが良いのですが、
P2はそういう造りになっていません。
そこでホームセンターでちょうど良いものを用意しました!
逆さにしても落ちないくらいしっかりとハマりますし、
ミルの底面につければ、アウトドアで不安定な場所でも活躍します!


まとめ
シン・コスパ最強ミル

KINGrinder P2は、タイムモアC2の覇権を奪う可能性をもつ新たなコスパ最強ミルって感じです。
メイン機として充分に活躍できるクオリティになっています。
価格と性能のバランスが良い意味で崩壊してます。
少しでも興味を持った人は買って後悔することはないんじゃないかーと思います。
最高品質を求めるなら
今回紹介したKINGrinder P2を試してみて、
もっと高品質なミルを知りたくなった人はコマンダンテがおすすめです☆
安く手に入れたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
というわけで、
KINGrinder P2が少しでも気になった方は、ぜひ試してみてください!
じゃ、そゆことで。